キコ・ルーレイロ新譜

はい、キコの新譜購入しました。素直にタワレコなりで買えば19日に手に入ってたはずですが、Amazonにやらかされたので今日手に入りました。あ？Amazon？キャンセルしたよ馬鹿野郎。本当はAmazonの文句書きたいけど、今書いちゃうと怒りで言葉汚くなりそうだから明日にしよう。

では改めて、新譜のsounds of innocence買って数回聞いた所です。今の所の感想だと1stのno gravityに近いかな。内容はまぁいつものキコです。ブラジル寄りのリズムあり、クラギあり、メジャーキーあり、でも基本はマイナーキーのメタル。ソロアルバムの中では一番ヘヴィかも。テクニカル度は言うまでも無く、何やってんの？レベル。ただ、過去作アングラ含めて全部聞いてるけど、ちょっと違和感あったなぁ。

音色がね…。何だろ、弦のゲージ太いのにでも変えたのかしら？キコっぽくない太い音だったんですよね。それと、歪んでる音もデジタルっぽい歪み方で何となく違和感。キコって枯れたアナログっぽい音好んでましたからね。まぁ、個人的にはアングラの最新作のaquaの音色が一番微妙だったのでそれよりは良いけど。aquaのはミッド出過ぎててこもってる感じしてましたからね。

キコ買おうって人は、おそらくギタリストとか楽器やってる人が多いと思いますけど、テクニカル度はいつも通りの最高峰ですのでご心配なく。弦飛びあり、両手タップあり、ハイブリットピッキング有りのやりたい放題。ま、もう4作目ですし、過去に聞いた事ある様なフレーズもちらほらありますが、今作は全体的にテンポが速いので難しそう…。キコって左手も言うまでも無く凄いんだけど、右手だよね。あれど～なってるのよ？ヤンギとかで映像見ると、特にオルタネイトとかきっちり決めないで適当に弾いてるけど、凡人はアップダウンちゃんと決め打ちしないとたぶん弾けないよ。あのフリーダムな右手うらやましいわ。

それと物凄く個人的な意見ですけど、今作は無駄なハモリが多くないのが良かった。何だろ、アングラの方でもそうだけど、無理に3度でハモらない方が良いのになぁ、リード1本のが綺麗に聞こえるのにって事がちょいちょいあるからね。あくまでも好みの問題だけど。でも、キコのソロで好きな曲って、ノヴァ・エラとか、ファイヤーワークスとか、ジェントルチェンジとか、キャロライナ４みたいに掛け合いのソロ、リード1本のソロなんだよね。逆に、スプレッドオブファイヤとか、ハモらないくて良くない？ってソロはあまり。うん、マジで好みの問題だけど。

あ、そうそう。日本版はボーナストラックとして3曲目のオケトラックが収録されてます。リードトラック抜いてあるから、合わせて弾いてねって事ですが…。

それなら譜面くれよ～

キコの耳コピ大変なんだよ～。キコは何曲か弾けるから、何となく運指の癖分かるけど耳コピは辛いよ…。今回のアルバム、リズムも複雑な所多かったから譜面にするのも大変そうだし。あぁ…1stのbeautiful languageの耳コピにかかった時間＜譜割りに悩んだ時間の再来か…。ま、とにかく過去のキコ聞けてる人なら買っても損は無いと思いますよ。