ガルネリウス新譜

発売からちょっと遅れて買いました、ANGEL OF SALVATION。前作が微妙だったので、そろそろ買うの潮時かなとも思ったのですが、どうやら世間での評判が良いので買ってみました。まぁ、世間の評判がどれだけ良くても、自分が気にいるかどうかは関係ないんだけどね。

で、感想ですが微妙。確かにテクニック的には物凄い事やってるんだけどね…何だろ特にガツンとくる曲が無かった。良くも悪くもいつものガルネリウス。7thの時にも書いたけど、マジで日本語詩が嫌すぎるのもでかいね。基本的には歌詞って気にしないんだけど、ガルネリウスの場合は曲が曲だからね。あの曲調で

「涙とともに散りゆく花を」だの「涙にぬれて躊躇うな」

だの何のギャグなんだよって思えちゃう。日本語詩になってるだけで、安っぽいアニソンに聞こえちゃうんだよね。アニメ見ないから詳しくは無いけど、アニソンはアニソンとして作ってるだけにクオリティってあると思うんですよ。でも、ガルネリウスのは中途半端。勿論、商業ベースでの客層広げないといけないのは分かるけど、もう何処に行きたいのやら…。

何となくXの路線に行きたいのかなって気がしなくもないのですが…。メタルで、バラードも歌って日本語でも歌って人気あったのってX位だし。でもさ…根本的に曲調が違うからどんなに頑張ってもXにはなれないよ…。

それでも今まで買ってこれたのは、演奏が面白いからだったんですよ。syuはテクニック云々よりも、構築が巧かったので好きだったんですよ。でも、今回のアルバムは全体的にギターソロが雑。勢いはあるけど、雑。たぶん珍しくインプロメインな雰囲気だけど、勢いは良いけどその分syuの良さが完全に消えてしまってる気がすね。何曲か良いな～って思ったソロは完全に構築系のソロだったしね。

そろそろ、潮時かなぁ。ぶっちゃけさ、1st、2ndあたりが好きな人って最近のアルバムあんまりピンと来てないでしょ？個人的には6thは好きなんだけど、3th以降は何十回も繰り返して聞くって感じでは無いんだよねぇ。未だに1stとかは聞きたくなるのにね。あぁ…まだ赤い服着てた頃のガルネリウスを恵比寿まで見に行ったのは遠い日の花火になってしまったか…。